Linux(CentOS)マシンのHDDをSSDに移行。パフォーマンスがかなり向上。
仕事で利用しているLinuxサーバーは低消費電力を目指したパーツ構成だが、動かすソフトウェアが多くなるに連れ、処理のもたつきが目立ってきた。
Linuxサーバー 構成
CPU:Intel Atom D525(Intel? Desktop Board D525MW)
Memory:4GB
HDD:Hitachi HTS54755(2.5inch 500GB 5400rpm)
OS:Linux(CentOS5.6)
Atomなので、仕方が無いのかと思っていたが、よーくmuninのグラフを見ているとIOがボトルネックになっているような気がしてきた。
そのため最近容量が大きくなり価格も手頃になってきたSSDに移行し、サーバーを再構築してみた。
購入したSSDは、Intel SSD 330 Series 240GB(SSDSC2CT240A3K5)。16000円弱で購入。
SSDのtrimコマンドが有効になるように、CentOS6.3を新規にインストールし、HDD から環境を移設した。
早速、以前と同じソフトウェアを稼働させて、muninのグラフでパフォーマンスを計測してみた。
・munin CPU Usage
・munin disklatency
まだ稼働させてあまり時間経っていないが、HDDとSSDを比較するとCPU Usage中のio waitがほとんど無くなり、disk latencyも大幅に改善されたようだ。
何より、mysqlを利用したアプリケーションや、sshのコンソールの反応が強烈に速くなった。
気になるのは寿命や耐久性だが、MLC 方式のSSDを長期に渡って利用した経験値が無いのでちゃんとバックアップを取りながら運用してみようと思う。