エアコンから出てくる風がなんとなくカビ臭い。
1年前に手が届き歯ブラシが入る範囲内で掃除したが、この時は簡易的な掃除だったにも関わらず雑巾が真っ黒になって驚いた。また、掃除後のエアコンの風は爽やかでうれしかった記憶がある。

1年経った今、こんなにカビ臭くなるものだろうか?
「エンジニアなんだからエアコンも掃除できるでしょ?」
ということで、ソフトウェアエンジニアの自分ではあるが、もう少し本格的にエアコンの掃除をしてみた。
素人の掃除です。エアコンの掃除は、必ず自己責任でお願いします。

エアコンを掃除する前の状態

今回掃除するのは壁に据え付けの一般的なエアコン。前回掃除したときには気が付かなかったが、前面のパネル、吹き出し口の蓋、風向き調整のプラスチックは簡単に外すことができる構造だ。
エアコンの前面の蓋を開けてフィルターを外してみると、熱交換器(前面フィルタを外した下にある、金属の板がたくさんある部分)はさほど汚れていないように思える。
ただ、吹き出し口の奥にある丸い筒状のものの羽根にはホコリや黒いものがたくさんついているようだ。
エアコンを掃除する前の状態

この部品は風を送るための横断流送風機(クロスフローファン)という部品らしい。
エアコンからの風がカビ臭い原因は、このクロスフローファンの汚れが原因ではないか推測される。

横断流送風機(クロスフローファン)

別名、ラインフローファン、タンジェンシャルファン(登録商標)、横流ファン、または、貫流ファン。羽根車の一方の半径方向から吸い込み、90°(直角)程度の半径方向から送風するもの。均一な風量を得ることが可能で、小型化をしつつ噴出し口の長さを長くすることが容易なので、壁掛け型エアコン室内機ファン、鉄道車両やカーテンウォール部のスリット型吹き出し口に用いられる。圧力は高く出来ない。

エアコン掃除方法

クロスフローファンの羽根の隙間は狭くて指は入らない。細いもので掃除する必要がありそうだが、羽根は結構な数があり全部掃除するには根気が必要そうだ。
それもあって、今回はエアコンをビニール製袋(45Lゴミ袋を切ったもの)で養生し、床にもビニールシートを敷き、水でジャブジャブ洗うことにした。

エンジニアなんだからエアコンも掃除できるでしょ?失敗しました。

  • コンセントを抜き、回路部分はしっかり養生。
  • 水は水道の蛇口からホースで持ってきた。排水は養生したビニールの下部をバケツへ誘導して水が流れるようにした。
  • 蛇口をそろそろと開けて、水圧を調整しながら熱交換器に水をかけて洗う。熱交換器は折れ曲がりやすいので弱めの圧力で水をかける。
  • 熱交換器にかけた水は排水管を通って外へ排出される。もしも排水管がゴミやクモの巣で詰まっていると流れないこともあるようだ。今回は大丈夫そうだった。
  • クロスフローファンに水をかけると真っ黒な汚れが噴出したこれは黒カビやホコリの塊。
    (あまりに汚く、手が水で濡れていたので写真を撮り損ねた...)
    一応、水をかけながら長めの毛がついているブラシで擦る。水が黒くならなくなるまで洗う。
  • 前面のパネルや、フィルターは水道で洗った。
  • 掃除完了後は乾いた布で拭き、エアコンの送風機能で乾かした。

エアコン掃除のビフォー・アフター

一通り掃除が終わったあとの状態はこちら。
エアコン掃除のビフォー・アフター

エアコン掃除のビフォー・アフターその2

苦労はしたけど、キレイになった、バンザイ!

と思っていたら...この記事書くために、もっと光を当ててみると...

あれっ?結構汚れが残っている...

エアコン掃除 汚れが残っている

クロスフローファンの羽根を1つを綿棒で拭いてみるとこんなに真っ黒
エアコンのクロスフローファン綿棒で拭いてみると真っ黒

結果としては

  • 慣れないので5時間くらいかかった。
  • ビニールでの養生が下手で排水が漏れて床が濡れた...
  • 普段運動しないソフトウェアエンジニアは、普段動かさない身体を使ってしまい腰痛になった
  • 結局汚れが完全には取れていない。隙間ブラシを買ってきて、クロスフローファンの羽根を1つ1つ細かく磨くことに。

つまり、ソフトウェアエンジニアはエアコン掃除、ちゃんとできてませんでした。

エアコン掃除のベストプラクティス

専門の業者さんに頼もう。

その方が時間・コスト・掃除結果的にも事故や故障対策にも良い。