昨年の12月初旬のことだが、窓のそばにある木を眺めていると、カエル?の干物のようなものが木にひっかかっていることに気がついた。どうやらモズの早贄(はやにえ)のようだ。この木の中央付近、緑の枝の先端に引っかかっているものがある。

モズのはやにえ(速贄)、枝にさされた蛙

拡大してみると、こんな感じだ。
モズのはやにえ(速贄)、枝にさされた蛙

更に拡大。
モズのはやにえ(速贄)、枝にさされた蛙(拡大)

モズや、モズのはやにえとは一体なんだろうか?子供の頃にうちの爺さんからは鳥の「モズ」が食べ物がなくなった時のために捕まえた獲物を木の枝に挿して後から食べるものとのことだった。
せっかくなので、WEB上で調べてみた。

速贄と書く。モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む行為を行う。秋に初めての獲物を生け贄として奉げたという言い伝えから「モズのはやにえ(早贄)」といわれた。稀に串刺しにされたばかりで生きて動いているものも見つかる。はやにえは本種のみならず、モズ類がおこなう行動である。
秋に最も頻繁に行われるが、何のために行われるかは、よく分かっていない。

モズの写真

Lanius bucephalus male

Lanius bucephalus capturing larva

何のために行われるかは、よく分かっていない。らしい。
たしかに冬に備えて食べ物を残すのならば、もっとたくさん「はやにえ」を作りそうで、そうするとそこら中はやにえだらけになりそうだが、近所ではやにえを見たことは無い。
モズも何か生け贄を捧げる本能があるのだろうか。

このあと、このカエルと思われる「はやにえ」は1週間後に無くなった。モズが食べたかどうかは確認できていない。